手荷物になるので、お昼ごはんの残り物であるドラゴンバーガーの手提げ袋を車に置いてくるね、とダンナマンが駐車場に戻っている間。
私はぽつねんと政子さんの石の前で蓮池を眺めてました。
待っている間、ヒマなのでそれとなく訊いてみました。
「政子さんは頼朝さんと別れたいな〜と思ったことありました?」
政子さんはなーんにも言ってはくれませんでした。
と言っても政子さんの墓所は別の場所にあるんですよね。
クライアントさまのお母様のお話。
子供の頃に政子さんの墓石をそうとは知らなくて「ん?なんじゃ?この石?」と揺さぶって遊んでいたツワモノもおられます。
なにがツワモノって、そんなことしても政子さんにまったく怒られなかったという(驚愕)
たぶん、他の人がそんなことしたらちょっとは怒られると思うんだよね(…さすがだわ)