怒っている自分に気が付いた時に、それがどこからくる怒りなのかを自分で(或いは時にはセラピストの手助けも借りて)突き詰めていくと、元々の原因は自分にあったりするもの。
そして一つだけ言えることは怒りの根底にあるものというのは凄まじい悲しみであります。
その悲しみがいったい何に由来するのかを認識した時、その悲しみが手放されていきます。
今生でついた傷だとずっと思っていたけれど、それは過去生から時を越えて連綿と続いていた傷から由来する悲しみであるということは人間往々にしてあるものです。
「傷のあるところに幸福が宿る」とは、『The Spirit of Intimacy』の著者 Sobonfu Some の言葉です。
真理を求めて自分の心という名の海に潜るとき、わたしたちは、人生をもっとも大きく変えることができる。
それが、自分のカルマを変えようと決心する転機となるのですね。