東光坊という義経が預けられた宿坊。
しかし確かにここから霊場としての氣はぐんと強く濃くなります。
東アジア最大の磐座があるのもさらに上にある魔王殿ですし。
場があり、周囲の人間の助けがあり、己の才は生きる。
兄の立場も親類の立場も顧みず、周囲の諫言も聞き入れず、己の功績に驕りたかぶり浮かれてやがて自滅破滅した。
自業自得の自明の理。
それでも判官贔屓と言って未だに日本人に愛されているのは金星の魔王尊からの明星神氣のお陰なのかしら。
もしかしたら義経もラーフ期だったのかもしれないなぁ…
ラーフは物事の後押しはしてくれるけど結局傲慢さに拍車をかける星。周りに迷惑をかけさせてしまい結果自滅させてしまうラーフという星。
もっとよこせもっとよこせというのがラーフ期特有の状態ですが、それをやり続けた結果自分自身も破壊するっていう最も恐れられている星。
何を『もっともっと(I want more)』とするのはラーフがどこの室(ハウス)にあるかで、人それぞれ違ってきますが。
仕事欲や出世欲に関して I want more となるのか
自己顕示欲に関して I want more となるのか
親類たち、パートナーや子供や親などに対して I want more となるのか…
引きこもり欲が強くなってしまうのか。
反対に自分を外にひけらかそうとしてしまうのか。
それは人それぞれ。
義経、多分3室か10室か6室にあったんだろうなぁラーフが。
もしかして本人を表す1室にあったりして。
物心ついたときから母親と兄弟から引き離されていたわけだし。ブラコンだったろうし、故にお兄さん(頼朝)に褒められたかっただろうけど、 傲慢が過ぎて。
結果、鎌倉から遠く遠く離れたこの山の中で今はひっそりしているという。
天狗に育てられ、有頂天に天狗になり、傲慢な天狗の鼻っ柱を折られた義経くん。
👺
叱られているうちが華。呆れられたら最期。