『伊藤さんの『ありがとうございます』には重みがあるね』
心から言っているのがすぐ伝わるよ、と クライアントさんに 言っていただけました。
このクライアントさんは100歳越えの方です。
一世紀の間に、実に いろんな『ありがとう』を聞いてこられたことでしょう。
そうなんです。 そう、しかし、5歳 だろうが 500歳だろうが、 人は莫迦ではありません。
その人の ありがとうの腹の底にあることなど、瞬時に解ってしまうのです。
なぜなら 人とは、あまねくサイキック だから。
ある人が ご主人にありがとうと言ったら ご主人がありがとうが薄っぺらいんだよな と言われて腹立たしい 、という話を聞きました。
ご主人が正しいのです。
なぜなら、その人は ありがとうなんて 心から思っておらず、やってもらって当たり前だと無意識に思っているんですね。
その人は『自分自身が ありがとうと言われたくてやったりしないからだ』と自己正当化し、ご主人を見下していましたが、逆です。
その人は自分自身の無意識の底にある 怒りから来る 傲慢さに気づかない。
誰しも、傲慢さから来る ありがとうなど嬉しくもないし聴きたくもない。
ですから 結果的に薄っぺらいと言われるのです。
要するに嘘をついていることは、ばれてしまうのです。
冒頭でお話ししたことにもどりますが、 私はクライアントさんの お嬢様がご用意してくれた お茶に対して『ありがとうございます』と さらっと軽く言っただけです。
表面的には さらっと軽く言っていても腹の底では心からありがたく思っている。
『思ってもいないことを口に出すな。どうせ バレる。』
という セリフ… 何の映画だったか忘れましたが、あったと思います。
これは先日の双子座 新月一斉ヒーリングの所感 にもつながるお話です。